ラジウム温泉とは何か?
まず始めにラジウム温泉とは何かについて説明を行います。
ラジウム温泉とは、ある一定以上の放射線物質であるラドンを含んでいる温泉です。
じゃラドンとは何かということになるのですが、ラドン(Radon)とは、元素の一つで原子番号は86番。 元素記号はRnとなっています。
あと温泉であるからには、まず水温が25度以上あること。
その上で、温泉1キログラム中に
① ラドンが74ベクレル(= 5.5マッヘ)以上 または、
② ラジウム塩が0.00000008ミリグラム以上
含まれるものを定義としています。
泉質としては放射能泉とか弱放射能泉の表記があります。
奇跡の力と言われるラジウム温泉の効果とは
ラジウム温泉の効果は、実例として報告されていますが、医学的には報告されていません。
弱い放射線を当てることにより刺激を与えて自然治癒力を高めていくことでさまざまな健康効果が期待できると言われています。これを放射線ホルミシス効果といいます
知る人ぞ知るの秋田県玉川温泉は、癌をも治すと言われており多くの人が湯治に訪れています。
効果抜群と言われるラジウム温泉を利用する場合の注意点として現在なんらかの病気の治療を行っている場合は必ず主治医に相談の上利用して下さい。
ラジウム温泉は安全か?
放射線ホルミシス効果は微量の放射線であれば健康にいいというものです。
ラジウム温泉には是非行ってみたいけど微量と言えども放射線を浴びるというのは気になります。
原発事故のイメージもあり「放射線=悪」と心配してしまいます。
当サイトでは人が通常に生活していると浴びる放射線とラジウム温泉の放射線を比較してラジウム温泉が安全か否かということを説明しています。
通常、生活していく上で実は放射線を全く浴びていないのではなく少量の放射線は浴びているのです。
「ラジウム温泉は危険ではないの?」に詳しく書いています。
自宅のお風呂がラジウム温泉に
「癌も治る」とも言われるラジウム温泉ですが、秋田県の玉川温泉まで行くには時間とお金が必要になります。
玉川温泉は冬は雪のため行くことはできないし、秋田県でなくても鳥取県の三朝温泉に行くにしても簡単ではありません。
それに目をつけた業者がラジウム鉱石を販売していて「お風呂につけるだけでラジウム温泉」という名目でラジウム鉱石を販売しています。
購入したけれど効果がないといったトラブルも多発しています。
ネットで販売しているラジウム鉱石に関して当サイトの見解を書いています。
「ラジウム鉱石・ラジウム水の選び方」に詳しく書いています。
全国のラジウム温泉
ラジウム温泉が健康にいいとわかってもどこにラジウム温泉があるかうまくまとまったサイトは多くありません。
ラジウム温泉という5大ラジウム温泉(玉川温泉・五頭温泉郷・増富温泉・三朝温泉・関金温泉)が有名ですが、日本各地にラジウム温泉はあります。
玉川温泉や三朝温泉は遠いと思っていた人も実は近くにラジウム温泉があるかもしれません。
当サイトは、全国のラジウム温泉を掲載してアクセスや宿泊先も掲載しています。
ラジウム温泉で湯治をしたいとお考えの場合は是非ご活用下さい。
・北海道東北地方
北海道、青森、秋田、山形、宮城、岩手、福島
・関東地方
千葉、東京、神奈川、群馬、茨城、栃木
・北陸地方
新潟、長野、山梨、石川、福井
・中部地方
静岡、岐阜、愛知、三重
・関西地方
京都、大阪、滋賀、兵庫
・四国地方
高知、愛媛
・中国地方
鳥取、島根、岡山、広島、山口
・九州沖縄地方
福岡、佐賀、大分、熊本、鹿児島
ラジウムが多い温泉は?
ラジウムの含有量と健康効果は必ずしも一致するわけではありませんが、少しぐらい遠い場所にあっても効果の高いところに行きたいと思うのが心情です。
当サイトでは、可能な限りラジウムの含有量を掲載しています。
また、ラジウム含有量が多い順にラジウム温泉が紹介しています。
温泉に行く際の参考として下さい。
「比較!ラジウム含有量が多い温泉はどこか?」に詳しく書いています。
湯治におすすめの宿
ラジウム温泉に入浴をして健康効果に授かりたいという場合、一日や二日入浴をしただけでは効果ありません。
継続的に入浴をしにいくか長期的に宿泊をしないといけません。
そこで重要になってくるのが、どこに宿泊するかで湯治宿の選び方になります。
有馬温泉のほうな有名な温泉地だと高額になってしまい長期的な滞在には経済的に負担になります。
おすすめの湯治宿を紹介します。
湯治宿を選ぶ3つのポイントを紹介します。
著名なラジウム温泉にある宿
自炊が可能であるか、宿泊費が安い
買い物が便利でコインランドリーなどがある
「おすすめの湯治宿」に詳しく書いています。
日帰りで外湯に入浴
ラジウム温泉というと癌などの病気の人が行くことが多くて長期の滞在になることが多いです。
しかしながら、近くまで来たので入浴したい・長期的な滞在の前にどのようなところか知りたいという声もあり日帰り入浴の人もいます。
当サイトでは、日帰り入浴ができる外湯の紹介も行っています。