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万病に効くと言われるラジウム温泉は癌に効くの？
当サイトには癌で悩んでいる人が多く訪問をしていると推測します。
調べてみると「ラジウム温泉＋癌」「癌に効く温泉」といったキーワードで検索をされています。
何故かというとラジウム温泉は癌に効くということをテレビや雑誌などで得たからでしょう。
玉川温泉やローソク温泉といった温泉は過去にテレビで紹介されたこともありますし、他の温泉も同様のことを紹介されていることもあります。
またインターネット上でも「癌が治った」というブログを公開している人もいます。
このような理由からラジウム温泉に入浴をすれば癌が治るかもしれないということで検索をしているのでしょう。
当ページでは「癌とラジウム温泉」の情報を検索している人のためにインターネット上の情報を整理して少し個人的な見解を加えて公開しています。
掲載の内容に関しては十分に注意はしていますが、情報の利用に関しては自己責任でお願いします。
医学的なエビデンスはない
ラジウム温泉に行く前に理解をしないといけないのが、「ラジウム温泉の入浴」を行うことで癌が治るということは医学的なエビデンスはないということです。
医学的なエビデンスがあれば例え自費であっても治療の１つとして確立されているはずです。
ではなぜ「ラジウム温泉に入浴することで癌が治った」という情報があるのかと言うと実際にラジウム温泉に入浴することで癌が治った人がブログなどで発信しているからでしょう。
仮にラジウム温泉に入浴することで癌が治ったのが事実であっても実際にラジウム温泉の効果であったかは証明することはできません。
入浴と並行して行っている投薬が効いたのかもしれませんし、たまたま治ったのかもしれません。
ですので現時点では医学的にはラジウム温泉に入浴することで癌や難病が治るということはないということです。
ラジウム温泉に入浴したい場合はまずは主治医にして入浴していいかの確認から始めないといけません。
悪性腫瘍は禁忌であることが多いので主治医に相談をして却下された場合は絶対に入浴してはいけません。
ラジウム温泉を盲信して有名な温泉に行くから薬を飲まないなどはもってのほかです。
どうしてもラジウム温泉に行きたい場合は、この基本的な部分を忘れないようにしましょう。
ただし、放射線ホルミシス効果をいうのは認知されている部分があるのでこの部分も主治医に聞いてみるといいでしょう。
ラジウム温泉の水を飲用する場合に関しても主治医の確認は必要でしょう。
ラジウム温泉に行って病気を治すと意気込んで行くよりは温泉に入浴することでリラックスすることにより病気によい効果をもたらせばラッキー程度がいいかもしれません。
どこのラジウム温泉に行けばいいか？
ラジウム温泉を入浴することで「医学的には癌に効果があるわけではない」と言われてもそれでも行ってみたいと思う人はいると思います。
そんな人のためにおすすめのラジウム温泉を紹介します。
日本には100以上のラジウム温泉があります。
どの温泉に入浴をしても同じという訳ではありません。
評判がいい温泉は存在していることは事実です。
当ページでは各地で評判の高いラジウム温泉を厳選して紹介します。
自宅から行きやすい温泉に行ってみるといいでしょう。
5大ラジウム温泉を中心に紹介をします。
ラジウムの濃度が高い温泉が多いです。
北海道・東北地方
・二股らぢうむ温泉（北海道）
広大な北海道の僻地にあるラジウム温泉です。返金保証をつけるなど温泉には自信をもっています。
・玉川温泉（秋田）
ご存じ玉川温泉です。山奥の交通の便が悪いところにありながら多くの人が遠方から行きます。
・やわらぎの湯（福島）
みちのくの霊泉です。浴場と岩盤浴は高い評価を受けています。
関東・甲信越
・釈迦の霊泉（群馬）
神の水とも言われています。路線バスすらない山奥にありますが、人気の施設です。
・増冨温泉（山梨）
5大ラジウム温泉の1つです。ラジウム含有量が高いことで知られています。関東から比較的近く多くの人が関東から訪れています。
・五頭温泉郷（新潟）
村杉温泉・今板温泉・出湯温泉から構成されています。すべての宿で天然のラジウム温泉に入浴することが可能です。
中部
・ローソク温泉（岐阜）
ラジウム温泉が多い岐阜県でもダントツの評判です。
関西
・富栖の里（兵庫）
ラジウム温泉ではありませんが、天然の坑道にラジウムが充満するしているのでそれを施設としています。
癌の抑制効果も公式サイトではうたっています。
有馬温泉は湯治というよりも観光地のイメージが強いため除外しています。
中国・四国
・三朝温泉（鳥取）
ご存じラジウム温泉の中では認知度が高い温泉です。京阪神からも近いこともあって多くの人が訪れます。
ラジウム温泉では外せないところです。
・関金温泉（鳥取）
近くに三朝温泉があるため知名度は高くありませんが、こちらの温泉もラジウム含有量が多く評価が高い温泉です。
九州・沖縄
著名なラジウム温泉はありません。
ラジウム温泉の利用の方法も考える
各温泉には効果的な入浴の指南があると思うので従うようにしましょう。
ラジウム温泉には入る（入浴）・飲む（飲用）・吸う（岩盤浴）の3つの入浴方法があります。
それぞれ身体に与える刺激は違います。
何も考えずに行うのではなく毎日何をどれぐらい行ったか記録をしてもいいのではないでしょうか。
入浴時間や飲用の量など
